小学校へ送る。

重度障害を持つ男の子と親の小学校デビュー

初登校

こんにちは。

 

なんとか入学式を終えて、

翌日から初登校開始!

 

コーはどこに行くのかよくわかっていないだろー、特に変わらない様子で準備。

ありがたいことに近所の6年生の女の子が一緒に登校してくれるという…泣 感謝…

入学式や過去の例を考えると、問題は僕と離れる時だろう。恐らく泣き叫ぶことだろう…どうなることやら…

 

コーとお姉ちゃんと僕の3人でしゅっぱーーつ!!

 

雨降りだったのでランドセルまで隠せるレインコートを着てご機嫌な様子で歩みを進める。なかなか可愛いではないか。

 

到着。

極めて順調。

 

靴を履き替えたところで支援級の先生もお迎えにきてくれた。 

何年生かわからない男の子も優しく誘導してくれる。 ありがたい…

廊下を4人ほどに付き添われ歩くコー。僕はちょっと後ろからついていく。

 

チラッ

 

僕の姿を確認するコー。

 

しかし、このままではいかん。

コーの為にも心を鬼にする!

 

廊下で先生に「このまま隠れてみますね」と言って隠れてみた。

 

「ギャー!ばーばー!」

 

心が痛い……

頑張れコー!

 

そのまましばらく玄関あたりで身を隠し様子を伺う…

他の子からするとウロウロしてる知らないオッサンは不審者さながらだっただろう…ごめんね…

 

そろそろ大丈夫かなと外へ出て、外側から教室の前でも通ってみようかと歩く。

 

教室の前を通ったとき、

まさかの窓側でガッツリ目が合ってしまった…

 

「ばーばー!!!」

 

助けを求めるように手を伸ばし、泣き叫ぶコー…

ライオンのオリにでも置かれたかのような助けを求めるコー…

 

小走りでやり過ごす…

 

辛い…

切ない…

 

僕はなんて酷いことをしてるんだろーとも思って涙がでる…

 

はぁ

辛い

 

コーは大丈夫だろーか…

その後仕事に行ったが全然やる気がしない…気になって気になって…

三日間は昼前に終わることになっている。下校時はデイサービスの先生が迎えに行ってくれるというVIPなコー。

お昼頃になり、気になりすぎて仕事が手につかないため、迷惑かとも思ったがたまらず学校に電話してしまった。

聞くと、一時間目は泣いたりかなり不安定だったらしい。でも二時間目からは泣くことはなくパズルや遊び道具をやりたまに笑顔も見えていたみたいだ… よほど帰りたかったんだろー、帰りはスムーズに帰ったらしい笑

 

頑張ったんだろーなコー。

 

休み時間には近所の6年生のお姉ちゃんも様子を見にきてくれたらしく本当にありがたい… 

 

なんとか頑張ってくれたコー。

翌日はどうなるんだろ… 

恐らく今回のトラウマがあるはずだから行きたがらないかもね…

 

どうなるんだろ…