小学校へ送る。

重度障害を持つ男の子と親の小学校デビュー

小学校お休み

こんにちは〜。

 

今、大騒ぎのコロナウィルス。

その影響で小学校が今日からお休みになってしまった… 

 

まぁしょうがないよね…

何より命が大事だもんね。

 

せっかくコーも小学校に行くのは慣れてきた頃だったのに…ゴールデンウィークまで休んだらまた始まったとき嫌がらないかな〜。 

 

 

休み明け5日目

どーもー、コーパパです!

 

土日のお休みを挟んで5日目。

もうすっかり慣れた様子のコー。

天気も良く元気よく登校!

 

着いて玄関が開くまでグラウンドを見たらたのしそな遊具が…

 

ジリジリ近づくコー。

 

呼び止める。

遊びたいよねー。

 

玄関の前で、お姉ちゃんと話し僕は校門の壁に隠れてみる。

 

 

特に反応はない。

 

そのままお姉ちゃんに誘導されてゴールイン!

 

歩いている最中は僕が距離をとるとよってくるが、着いたらもう大丈夫なのかな?

 

そういえば、すごく優しくしてくれるお兄ちゃんもチラチラ声をかけてくれるんだが、

今日もお兄ちゃんが

「コー君おはよう。」

 

シュッとよけるコー…

 

手を繋ごうとしてくれるお兄ちゃん。

 

バシッと乱暴に振りほどくコー…

 

ごめんよお兄ちゃん…

ありがとうお兄ちゃん…

親に菓子折でも持って謝罪と感謝を伝えたいくらいだ…

 

それでも笑ってくれてるとても優しいお兄ちゃん。初日から玄関で声をかけてくれてたよね…

本当ありがたい…

初の給食

小学校デビューする上で懸念している大きな壁。

 

それが、給食である。

 

コーの紹介でも触れたが、極度の偏食なコー。

食べるものはというと、

ラーメン

うどん

そば

焼きそば

白いご飯

海苔

焼肉

納豆チャーハン

ジャムパン

みかん

リンゴ

お菓子(チョコやポテチ、アイスやケーキなど)

あとなんかあったかな〜とにかく少ない。

そんなコーが給食を食べれるのだろーか??

 

無理だろう。

 

なんなら牛乳も飲まない。

飲み物も水、麦茶、ジュース(りんご、カルピス、ヤクルト的な)しか飲まない。

 

事前に先生にも相談していたが、食べないからといって何かを持たせるとそれが当たり前になってしまい、いつまで経っても給食が食べれないことになりそうだということで何も持たせていない。

念のため、ママがデイサービスのほうにジャムパンを渡しておいた。

 

 

さて、結果は…

 

 

給食はなんと……

 

なんと……

 

 

一口も食べなかったらしい笑

まぁーそーですよね笑 これはさすがにすぐには無理だったみたい。メニューはチャーハンとフルーツポンチとかだったらしいが、フルーツポンチのみかんを唇にチョンっとした程度みたい笑

学校の先生とは交換ノートでの情報のやりとりとデイサービスの先生への伝達でやりとりしている。

普段食べないものをいきなり食べないよね…

念のためデイサービスに渡していた

ジャムパン。

 

デイサービスについて、

 

 

バクバク食ったらしい笑

 

 

家帰ってきてすぐに、炊飯器からご飯をよそい海苔ご飯も食べたらしい。

お昼ご飯が食べれないのは可愛そうだ…ただ持たせてばかりだといつまで経っても給食は食べないだろう。 

とにかくしばらくは食べれなくても給食でいきたい。可愛そうだけど… 

気分によっては朝ご飯も食べないことがあるが、今後は朝ご飯は必ず食べてもらうように、しなければ…朝昼抜きはさらに可愛そうだ…

給食を食べた!という報告がいつくるのか…

 

頑張れコー!

 

登校4日目

こんにちは〜。

 

さて。

コーの小学校支援級デビューから早4日。

ご近所の6年生のお姉ちゃんのおかげで日に日に順調に登校しているコー。

4日目は雨の中スタート!

 

準備している家の中でも特に泣くこともなく出発。

歩き始めてすぐに、お姉ちゃんが「今日は通学路から行ってみよーか」と。 

ここ3日は、1番最短距離の小道?住宅街を歩いて登校してきた。

慣れてきたようだし本来の?登校ルートから行くことにした。 

いつも曲がる道が近付き、コーがどーするかみんなで後ろに下がって見学。すると、曲がろうとするコー。

道を覚えてるのね。

昔からそうだが、記憶力は結構良い。

自閉症など調べていると出てくるが、コーも視覚優位で目から飛び込む情報に関してはかなり覚えがよい。

こっちから行くよーといつもと違う道で通学。順調に歩き続けるのを見て、「パパがいなくなったらどうだろう?」とお姉ちゃん達と興味がわく。

試しに少しずつ僕が遅れて後ろに下がってみる…

チラッ

チラッ

やはり気になるらしい。

さすがにまだ無理かな?

別ルートでも問題なく到着。

今回は前回よりもついていくのはやめようと思い、玄関が開いて僕は中に入らないことに。

 

チラッ

 

チラッ

 

気になるみたい。

何度もこっちを気にするコー。

それでも靴を脱ぎ、自分の靴箱に靴を入れて上靴を取るのがわかった。

そのあたりで僕は姿を消すことにした。

本当、日に日に慣れてきているのがわかる。

親が予想したよりもすごく順調に通学が進む。

ちょっと人より成長が遅いけど、

他のお友達みたいにお話しできないけど、

確実に成長しているコー。

 

ところが、

今日からは、

昨日までとは違う、

大きな壁が待ち受けている、

それをまだコーは知らない…

 

それは…

 

給食…

 

次回は初の給食。

 

どうなることやら…

 

 

登校3日目

こんにちはー!

コーの小学校デビューも3日目となりました!

初登校→2日目と確実に成長(観念)したコー。

3日目はいかに!!

 

 

 

すごーーーく順調!

 

子供の適応能力はすごいねーー!

 

朝から泣くこともなく出発〜。

雨降りだったのでレインコートをきてる姿ってなかなか可愛いですよね?笑

雨は嫌いじゃないらしく、むしろちょっとテンション高い感じのコー。

途中、ミミズを発見!

「コーほら、ミミズだよーミーミーズー。」

 

コー「ヘビー」

 

まぁまぁ、ヘビって出ただけでも良しとしよう…似てる?しね! いや、むしろミミズじゃなくてあれはヘビかもしれない!!笑

 

なぜか途中100メートルくらいにわたってめちゃくちゃミミズゾーンがあり20匹は見ただろう…

なんなんだあの区画は…

育ててるのか…

 

そんなミミズを観察しながら到着。

玄関の入口があくまで数分待ち時間があったので、近くのウサギ小屋を見に。

「ウサギだよーウサギ」と言うと

 

コー「うーさーぎ」

と言えました。

 

玄関が開いて僕は入ってすぐのところで待機。少し後ろを気にする様子はあったがお姉ちゃんに連れられアッサリ。

 

なんだかパパいなくても大丈夫じゃない?ってくらい順調な3日目。

日々、進歩する息子に我が子ながら感心するパパママでしたー。

登校2日目

さてさて、初登校の切なさから一夜明け、

不安でいっぱい2日目… 

 

朝起きてなに食わぬ様子で遊んだりご飯食べたりしているコー。

 

ママがランドセルに荷物を準備し始めると。

 

「いや!だめ!ごめんなさい!」

 

 

やはりか…

 

 

コーは、嫌なことがあると、なぜか謝る…

涙を流して嫌がっている。

 

近所のお姉ちゃんが迎えにきたので、泣きながら少し抵抗しつつもしぶしぶ靴を履いて出発。

歩きながらも弱々しく泣いて涙を流すコー。

 

切ない…

 

でも、途中で引き返そうとしたり、寝転んだりという抵抗は一切しない。涙もいつしか止まっていた。お姉ちゃん達にも付き添われ落ち着きを取り戻してきたようだ。

なんだかんだわかっているんだねコー…

偉いぞコー。

 

学校に到着。

しぶしぶ靴を履き替え、どうなることかと思ったら、僕が隠れても初日と違って泣き叫ぶことなく教室到着!

 

やるじゃんコー。

わかっているのねコー。

 

先生からの報告では、ペンでお絵描きしたりと落ち着いた様子だったみたいでよかった…

こっちが考えるより成長しているのかなー。

 

 

初登校

こんにちは。

 

なんとか入学式を終えて、

翌日から初登校開始!

 

コーはどこに行くのかよくわかっていないだろー、特に変わらない様子で準備。

ありがたいことに近所の6年生の女の子が一緒に登校してくれるという…泣 感謝…

入学式や過去の例を考えると、問題は僕と離れる時だろう。恐らく泣き叫ぶことだろう…どうなることやら…

 

コーとお姉ちゃんと僕の3人でしゅっぱーーつ!!

 

雨降りだったのでランドセルまで隠せるレインコートを着てご機嫌な様子で歩みを進める。なかなか可愛いではないか。

 

到着。

極めて順調。

 

靴を履き替えたところで支援級の先生もお迎えにきてくれた。 

何年生かわからない男の子も優しく誘導してくれる。 ありがたい…

廊下を4人ほどに付き添われ歩くコー。僕はちょっと後ろからついていく。

 

チラッ

 

僕の姿を確認するコー。

 

しかし、このままではいかん。

コーの為にも心を鬼にする!

 

廊下で先生に「このまま隠れてみますね」と言って隠れてみた。

 

「ギャー!ばーばー!」

 

心が痛い……

頑張れコー!

 

そのまましばらく玄関あたりで身を隠し様子を伺う…

他の子からするとウロウロしてる知らないオッサンは不審者さながらだっただろう…ごめんね…

 

そろそろ大丈夫かなと外へ出て、外側から教室の前でも通ってみようかと歩く。

 

教室の前を通ったとき、

まさかの窓側でガッツリ目が合ってしまった…

 

「ばーばー!!!」

 

助けを求めるように手を伸ばし、泣き叫ぶコー…

ライオンのオリにでも置かれたかのような助けを求めるコー…

 

小走りでやり過ごす…

 

辛い…

切ない…

 

僕はなんて酷いことをしてるんだろーとも思って涙がでる…

 

はぁ

辛い

 

コーは大丈夫だろーか…

その後仕事に行ったが全然やる気がしない…気になって気になって…

三日間は昼前に終わることになっている。下校時はデイサービスの先生が迎えに行ってくれるというVIPなコー。

お昼頃になり、気になりすぎて仕事が手につかないため、迷惑かとも思ったがたまらず学校に電話してしまった。

聞くと、一時間目は泣いたりかなり不安定だったらしい。でも二時間目からは泣くことはなくパズルや遊び道具をやりたまに笑顔も見えていたみたいだ… よほど帰りたかったんだろー、帰りはスムーズに帰ったらしい笑

 

頑張ったんだろーなコー。

 

休み時間には近所の6年生のお姉ちゃんも様子を見にきてくれたらしく本当にありがたい… 

 

なんとか頑張ってくれたコー。

翌日はどうなるんだろ… 

恐らく今回のトラウマがあるはずだから行きたがらないかもね…

 

どうなるんだろ…